27日付けで環境省が発表したデータ。
「09年度産廃不法投棄件数と量」
2009年度に見つかった産業廃棄物の不法投棄は279件、5万7千トン。記録が残る1995年以降では、件数・量ともに最小。
大規模な投棄案件が減り、量は前年度の20万3千トンから大幅減となったと報じている。
組成については、相変わらず建設系廃棄物が全体の73%に当たる4万2千トンで最多。不法投棄者別でも建設業排出事業者が2万5千トン(43%)、排出事業者不明1万4千トンあった。
激減は大変喜ばしいこと?そもそも不法投棄があること事体が問題。
経済の冷え込みが続く中、物のライフサイクルの最後に位置する廃棄物処理。価格も含めたしわ寄せが最終に来るのは理解できるが、「安かろう!悪かろう!」の現在の流れは明らかであり、2010年度以降のデータ予測が大変心配になるところです。
もし、量が減ったとしても全体的な発生量減も考慮しなくてはいけません。
真水での減になるように、関わる業界の一員として責任を果たしたいと再度認識した報道でした。
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