2010年12月18日土曜日

最近、この内容の議論が多い

「ものづくり」について...

新聞、雑誌、ビジネス書...どれを見ても日本の「ものづくり」の衰退について書かれているものが多いし、業界の内外を問わず企業人の話題に良く上がります。

「メイド イン ジャパン」はどこに行ったのでしょうか?

ひと昔前は、ノートPCはソニー、カメラはキャノン、自動車はトヨタ、ゲーム機は任天堂...

我々の周りは「メイド イン ジャパン」が必ずありました。

ある、中国メディア記事を見ていたら、「メイド イン ジャパンを崩壊させたのは誰だ?」というコラムがありました。

「数十年に渡り、世界を席巻してきた“メイド イン ジャパン”は、日本のハイテクイメージを世界に発信するとともに、日本の輸出経済をけん引してきた。」

「しかし、ここ数年米国アップル社のiphonやipadの人気により、ソニーからアップル社へ乗り換えている。」

そして、「メイド イン ジャパン」の衰退や他国企業の浸食は、“メイド イン ジャパン”を製造する企業の“想像力”の衰退こそが、他国企業の浸食を進めている主要因である。」と述べています。

何かにつけて我が国に批判的な隣国ではありますが、全くのデタラメな意見でもないと感じます。

社会的な問題、政治的な制度の問題、国民性の変化などなど、「メイド イン ジャパン」の現状は大変厳しいものです。

日本の「ものづくり」は、消えて行くのか?それとも再興して行くのか?

どちらにしても、“変化”が必要なことは分かっていることです。