2010年12月27日月曜日

How to win ?

現在、日刊スポーツで連載されています。元横浜ベイスターズ監督山下大輔氏のマイナーリーグリポート「砂漠のオアシス」。

楽しみに見させて戴いております。

本日、第8回目の記事に、元ロサンゼルス・ドジャース監督で現在は同チームの特別顧問の「トミー・ラソーダ」氏の言葉が紹介されています。

「トミー・ラソーダ」氏は、名門ドジャースの監督を21シーズンも務め、明るく熱血漢あふれる西海岸のチームを代表する名物監督でした。

その歴史は日本にも大きく影響を与え、巨人、中日など一時期春のキャンプをドジャースタウン(ベロビーチ)で行っていたこともあり、日本球界とも関係深い監督でした。

そのようなラソーダ氏は、選手達にこのような質問をよくするそうです。

「How to win ?」・・・勝ち方って何だ?

答えは

「execution」・・・エクスキューション=やり遂げることだ!

ごく当たり前のことを「なんとなく」プレーするのではなく、果たすべき役割を選手個々が強い意識をもって、その役割を“やり遂げる”ことだと言うことです。

リポートする山下大輔氏は、自身の横浜ベイスターズでの2年間の監督経験を振り返り、何とか勝ちたいと言う思いで、目先の補強ばかりに目が行き、まだ未熟な2軍の選手を育ててチームのレベルアップにつなげようという意識は低かったと書いています。

今年、2シーズン目のシーズンを終えた山下大輔氏、日本球界への復帰後の指導者としての期待は、誰もが認める人格者だけに、大きく期待が膨らみます。

「execution」=やり遂げること

胸に響く言葉です。