2012年5月24日木曜日

AISAS

以前、顧客の購買行動をパターン化した「マーケティング・モデル」=「AIDMA」のことを書きました。

「AIDMA」とは、商品を知り、購買欲求が高まって、最終的に買うまでのストーリーを描くモデルです。

①Attention(気付き)
②Interest(興味)
③Desire(欲望)
④Memory(記憶)
⑤Action(購買行動)

しかし、「マーケティング・モデル」も時代とともに変化しています。

知識社会時代と言われる現代では、インターネット行動を視野に入れた新しい「マーケティング・モデル」が必要とされています。

興味を持った商品をインターネットで検索し、気に入った商品をSNSで他の人と共有するところまで、視野に入れる必要性があるということです。

そこで生まれたモデルが「AISAS」。

①Attention(気付き)
②Interest(興味)
③Search(検索)
④Action(購買行動)
⑤Share(共有)

大量消費を前提とした工業社会を前提とした「AIDMA」から、知識社会、量から質へと変化する社会に対応する「AISAS」モデル。

時代に合った「マーケティング・モデル」とは、顧客の感情や行動のステップの上に成り立ちます。

急速に変化し続けるマーケットに対する、社会や人の行動の変化を捉えることの大切さを感じます。