2012年5月12日土曜日

素直に謝る

「間違った指示をしちゃった」

部下がいる方なら一つや二つの経験があると思います。

このような場合、皆さんは「謝る派」ですか「謝らない派」ですか?

私は、どちらかというと「謝る派」です。

「謝らない派」の方に対する私の意見は今回省きまして、「謝る派」の私の意見を少し述べます。

よく「名選手、名監督にあらず」という言葉がありますが、優秀なプレーヤーだった上司ほど、または自分が優秀だと思っている上司ほど部下を見下し、部下の方も近寄りがたく感じてしまいがちです。

心のどこかで、部下を小馬鹿にしている。

これは、極々ありふれた感覚です。

反対に、いつも部下ととのコミュニケーションを大切にし、分け隔てることなく接している上司は、部下の長所や強みが見えて来ます。

人間誰しも長所があるものです。

自分とタイプが似ていると◎で、異なるタイプだと×と決めつける人もいます。

重要なのは、相手を部下を「尊敬」できるかどうかです。

まだ、実績はなくても、いいものを持っている部下はたくさんいます。

その部下から学ぶこともあるはずです。

上司も部下も、信頼関係の基盤は「尊敬」です。

尊敬があれば「素直に謝る」ことが出来ます。

「謝る」ことでさらに信頼関係は強くなれると思うのです。