2012年5月14日月曜日

母の日

5月13日(日曜日)は、「母の日」て゜した。

各地で母の日にちなんだイベント等が開催されました。

皆さんはどのようにして母の日を過ごされましたか?

私の母は、郷里熊本で暮らしています。

18歳のときに国もとを離れて、上京しましたので、もうかれこれ30年も離れて暮らしているわけです。

月日の経つのは早いものですが、なんとなく、18歳で離れてから時が止まっているように思える部分もあります。

小学生から野球漬けの毎日でしたから、親子の想い出といっても野球に関する想い出しかありません。

今でも、高校野球で甲子園に行った時の話は、懐かしそうに母は話します。

熊本県予選の間は、我が家でエースの曽我は暮らしていましたので、食事のこと、体調管理のこと、ベンチに入れない後輩の面倒などなど、母が一手に引き受けて応援してくれました。

チームの皆から愛された母親でした。

その証拠に、同級生や後輩の結婚式には、私の名前ではなく母の名前で自宅に招待状が届いていたようですから...

そんな母とプロ野球に入団するとき、これから上京という際に空港で母に話したことを、お互いに今でも覚えています。

「お袋、これまで有難うな。これからはお袋はお袋の人生、俺は俺の人生を精一杯生きて行こう。」

この言葉に母親はショックだったようです。

今でも、空港ではこのシーンを思い出すので、暗くなってからの便で横浜に帰らないで欲しいと言います。

女で一つで育ててくれた母親に「もう、俺のために我慢しなくていいから好きに生きてくれ。」と思って言ったつもりですが、母は辛かったようです。

そんな母も、現在は、仲の良い姉妹、親戚、友人と楽しく暮らしてくれています。

孫の剣道の試合も観ることができ、たまに帰郷すると「今は本当に幸せ」と言ってくれます。

東京のお母さんと同様、私を支えてくれた大切な方々の一人である母、とにかく健康いてください。

そして、孫が結婚し家庭を持ちひ孫の顔を見てやってください。

「いつも本当にありがとう」