2012年5月28日月曜日

賃金制度に対して

社員のニーズの中で、大きなものの一つが「賃金」です。

その賃金についての制度がきちんとなされてなければ、社員の不安や不満は高まるばかりです。

①会社における自分の将来像がはっきりしない
②会社からどんな成果を求められているかわからない
③なにを基準に賃金が決められているかわからない

どの項目を取っても、社員にとっては大変重要でシビアなものです。

①は、自分の人生デザインに関わる問題
②は、人事評価
③は、賃金の基本テーブルにつながること

この三つは、賃金制度を構成する大変重要な項目です。

社員の能力、仕事の内容に応じた役職の決定、役職に求められる会社への貢献に対する評価、評価結果に基づく基本給やその他の手当の決定。

これこそが、社員が会社に求めている賃金に関する要求だと思います。

何事にも、実際に動いている現場と机上での考えの差異は生じるものです。

重要なのは「しっかりと運用できる制度をつくり、しっかりと運用する。」といことなのだと考えます。

急激に変化する市場に対応すべく、社内の組織体制も変革します。

「賃金制度」への対応もその一つと考え、社員のモチベーションを高めていきたいと思います。