2012年5月19日土曜日

大河ドラマ

毎回楽しみに拝見している、NHK大河ドラマ。

だが、今回の「平清盛」は視聴率が低迷し大変ピンチのようです。

今月、5月13日までの平均視聴率は、わずか13.9%。 

過去最低の「春の波涛」(日本初の女優川上貞奴をモデルとした、明治・大正の文化と男女の愛情を描いたドラマ)の最低記録に迫る勢いです。

大河ドラマの視聴率と言えば、前々回の福山雅治主演の「竜馬伝」の爆発的人気が記憶に新しいのですが、この視聴率、社会的背景に大きく影響を受ける様な気がします。

何と言っても、人気なのは「戦国武将」や「明治維新」に活躍した実在の人物を題材にしたものだと思います。

私自身、今でもCSの大河ドラマ再放送では「徳川家康」「豊臣秀吉「織田信長」のような戦国ヒーローものを何回も観ます。

今回の「平清盛」も時代として余りにも遠いのか、どこかの知事さんが批判したように画面が汚いからなのか、どうも盛り上がって来ません。

先の見えない現代において、時代を打ち破り新しい時代を切り開いた「ヒーローもの」が人気あるのはわかる様な気がします。

「秀吉」「おんな太閤記」は何度観ても、娯楽というより「学び」に繋がります。

これからの大河ドラマはどのように変化するのか楽しみですが、朝の連ドラとの差別化が気になるところです、

ストリー性もそうですが、デジタル化や高性能テレビの登場で、画像の鮮明差にも大きな影響を受ける昨今のテレビ業界ですが、何か新しい革命を期待したいものです。

取りあえず、「がんばれ!清盛」という感想です。