2012年5月1日火曜日

退社時間についての考えの重要性

退社時間については、個人にしても企業としても大変重要な意味をもつのです。

 個人的には、退社時間に対するこだわりや「上手い付き合い方」が、社員一人一人のベストな心身を保てるコツであり、企業的には、業務の効率が創意的な仕事、企業間競争にもつながるものです。 

どちらにしても、「残業」というキーワードと「退社時間」は切っても切り離せないものです。 企業がアグレッシブに動いている場合や、停滞期や下降期を脱しようとしているには残業は多くなるものです。 

また、新規事業を進めている場合は予想していたよりも、ずっとエネルギーを使うのも私の経験上間違いありません。

 個人的には、多くの時間を企業に捧げるという意味で犠牲を強いられる場合もあるが、それだけ会社が良い方向に向かっている兆しだとも考えられる。

 激しいビジネス戦争が繰り広げられている現代において、この「退社時間」と上手く付き合って行くのは至難の業かもしれません。

 重要なのは、「会社の成長」と「自分の成長」の相関性をどのように考えるかです。 

「プライベートな時間の余裕よりは、会社の成長に意味がある」と考える人、価値観が受け入れられる人には、企業側も金銭的な報酬や他の成果で応えるべきです。

 しかし、これが受け入れられない場合には、選択肢が限られてきます。 「自分の人生にとっては退社後の時間が本当に重要だ」「どうしても残業に耐えられない」というのであれば、思い切って転職することも必要だと考えます。

 私自身は、「退社時間は定時」「残業はしない」が原則の考え方を持っています。

 しかし、「そうは言いながらも...」というのが現実。 

現実を直視した場合、本日書いた様な考え方ということです。

 要は、退社時間というのは、会社の方向性と個人のメリットをきっちりと分ける基準が大切だということです。 

企業と個人は決して敵対することが基本ではありませんが、意外と互いに追求する欲求が異なる事が多いのも現実です。 

だからこそ、残業については自分の立場をはっきりとしておく事が必要なのです。

 もちろん、自身の仕事の段取り悪すぎて、就業時間内に仕事を終える事ができないという人は論外ですが...