2012年6月24日日曜日

祝!2,000本安打

ソフトバンク小久保裕紀内野手が、史上41人目の2,000本安打を本日の日本ハム戦で達成しました。

度重なる怪我にも負けず、8度の手術を乗り越えでの大記録。

今年も、開幕早々に2,000本まであと1本に迫った日に、椎間板ヘルニアでリタイアし、33日間の休養を経ての復帰第一戦目での、記録達成となりました。

とことん、怪我に縁のある選手です。

この小久保選手、相当な努力、勉強家のようです。

特に読書の方の量は、とうに2,000冊を越えているようで、日々常に練習のこと、試合での気付き、出会った人や本のこと、先人からのアドバイス、自身の悩み苦しもを赤裸々に綴った、メモ・日記も入団3年目の96年から今でも継続しているようです。

その中の一部が報道で公開されていました。

「努力について・・・もともとすぐに報われるような努力は、努力の内に入らない。努力とは、やってもやっても報われないことに対して“やめないこと”。」

「なかなか結果に結びつかないことに対してさえも、一生懸命にやること。これが本当の努力。使って無駄な努力はない。」

この文章を見ても、自分自身を常に追い込み、謙虚に日々と戦っていることが分かります。

残念ながら0-6で完敗した本日の試合、試合終了後、チームメートに集まってもらい、「個人的な記録で騒がせてしまった。勝利に集中できたかと言うと、自身の記録のことだけ考えたこともあった。」と頭を下げたと言います。

そして、最後にチームの主将として「もうここからは、連続日本一を考えてやろう!」と声を掛けたようです。

自分の役割と責任をしっかりと理解している素晴らしい選手です。

リーダーとはそういうものです。

2,000本おめでとうございます。