「戦略は、精密な分析を踏まえて合理的に作るべき。」
「計画は細かくチェックして管理すべき。」と、誰しも考えます。
しかし、実際はどうでしょうか?
経営環境がめまぐるしく変化する今日、「昔は、年に一度の計画作り」ですんでいた戦略も、今では一年中、計画の見直しに明け暮れているという会社も少なくないと思います。
また、一昔前だったら、「とりあえず前年度比プラス10%の売上目標」といった漠然とした目標もクリアできていたものです。
しかし、厳しい経済状況の中、なかなか成長戦略を描けないのが現在の状況なのです。
それなのに、目標だけば昔と同様に、威勢のいい数字が上から降ってきて、頑張っても、頑張っても、そんな目標は達成できない。
その一方で、本部からは、「もっと管理して、もっと教育して、もっと叱咤して」と、さらに細かな報告を求めてくる。
無理な計画に追われて、言い訳の報告に終始する毎日。
これでは疲れ果ててしまう。やる気も段々失われてくる。
その結果、会社全体が、将来の夢に向かって進む元気がなくなってくる。
ここまでどうですか?
この話し、このような会社は、ある程度まで進んだ会社がよく陥る話し。
要は、いいところまで行ったけど、その先の突破口が開けず、失速し、現在もその解決方法が見つかっていない会社の例です。
当社のような、まだまだ全てにおいてやるべきことがたくさんある「発展途上企業」は、こうなることを覚悟してでも、まずは作った戦略をブレずに進んでみなくてはならないと考えます。
そして、考えたことと実際にやったこととの差異を埋めていく努力をしなくてはなりまん。
「進んみました」、でも「直ぐに壁にぶつかりました。」、だから引き返しますでは、いつまで経ってもその壁をブレークスルーすることはてきません。
あえて、「わかっていても進む」ことも必要なのです。
☆「戦略のネガティブサイクル」
外部環境分析・・・「外部環境が変わった?また計画の作りなおし?」
↓
数値目標設定・・・「とりあえず、前期比プラス10%で...」
↓
計画実践・・・「何をすべきか明確でない」
↓
実績のチェック・・・「未達なら言い訳を考えなきゃ、達成したら翌年大変だからそれ以上やらない」
↓
外部環境分析.............
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