2012年6月5日火曜日

人口減少とビジネスの関係

昨年、総務省が発表した調査結果によると、日本の総人口の統計以来で過去最大となり、1年間で25万9,000人の減少となった。

逆に65歳以上の人口割合は、過去最高の23.3%に達しました。

このままで推移するとしたら、2060年には日本の総人口が8,674万人にまで減るというデータまであります。

「企業は人なり」というように、「国家も人なり」です。

最近は、マスコミなどで日本国の弱体化を懸念する記事、報道を多く見ますが、このまま日本にとどまったままで良いのか? という議論も盛んにされるようになりました。

我々廃棄物処理業界も同様です。

人口は減り、モノづくりの拠点は海外に流出し、少子高齢化が進み労働人口が減少を加速する中、おのずと廃棄物の発生量も減少します。

廃棄物を減らす努力と廃棄物を集め続けるという相反するミッションを抱える業界。

足元を守る同時に、将来見据えるを力。

何年も前から叫ばれていたこの課題ですが、今まさにその力の必要性を迫られる時代に入ったということです。

もう将来の課題ではないということです。