2010年1月13日水曜日

標準化とスキルの格差

昨日は、「上司と部下」についての話しでした。

やはり、上司と部下の間にはスキルの差があるのは当然です。それは、対人とのコミュニケーションを必要とする業務には大きな差が出ます。

しかし、かつての日本の製造業が欧米の企業と比較しても高い生産効率を誇ってきた「ものづくり」には「業務の標準化」を有効性や高生産性の柱にしていたからです。

また、業務の標準化の代表的な手法である「業務マニュアル」の活用も生産効率向上の重要な鍵であることは間違いありません。

営業にしても生産にしても、現場レベルでの「業務の標準化」や「格差のないスキル」と言いながら、実際の現場の管理者ではどうか?

少し見逃している事を感じます。経営層と経営補佐職とのスキルの差は?日頃当然と思って行動している内容は現場レベルから見てどう映っているのか?

同じ目的の為の事業を担う者同士として、管理者や経営層であるから特別ではありません。現場レベルと同様に管理者、経営層間のスキルの格差も見逃してはいけないことです。

もちろん、競合他社とのスキルの差も大切なことです。

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