2010年1月21日木曜日

通常国会

年明けの通常国会は、波乱の幕開けとなり鳩山総理、民主小沢幹事長の政治とお金の問題が大きくクローズアップされ、下野した自民党がどこまで追いつめられるか?と連日の報道も過熱してきています。

新年度に向けての大切な予算の編成や法案成立や改定も可決しなくてはいけない大切な会期でもあります。

我々産業廃棄物を取り巻く法改正においても、建設廃棄物における排出事業者の明確化やマニフェスト管理の強化、欠格要件の無限範囲の取消についての緩和措置、収集運搬許可申請の過疎化等々、業界が待ちに待っていた案件も多数あります。

確かに、政治とお金の問題は非常に大切であり、その問題のクリアなしでは議論に入れない事も理解しています。

会期切れでの廃案や先送りだけは勘弁して欲しいものです。

環境ビジネス流行りの今日、我々業界はその中の一翼と言いながら全く復調の兆しは見えません。廃棄物の多くを占める建設系廃棄物においても、開発工事や公共工事の冷え込みの影響はまだまだこれからとの見方が大半で、住宅需要の“底”は一年半後とも言われています。

国会では、政治とお金の問題をしっかりと早急に対応いただき、国民生活に必要な仕組みつくりに心血を注いでもらいたいものです。

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