2010年1月10日日曜日

責任と権限

よく「権限は与えるもので、責任は感じさせるものである。」と言います。

では、会社より権限を与えられた社員が、責任を感じることが出来るようになる為に経営者が行うことはなにか?

先ずは、
・責任を果たす為に必要な情報を与えること。
次に
・成果が上がっているかどうかのチェックが出来る情報を与えること。
そして
・責任を果たす事が出来る“力”をつけさせる教育を行うこと。
最後に
・経営者自体が責任を感じる為の権限を与える事を望んで実際に与える事が出来るかどうかである。

詳しい話しはまたの機会にするとして、この中で特に大切な“情報”の与え方についてです。
第一に、情報は分かりやすく
第二に、情報は他との比較をやりやすく
第三に、情報はタイムリーに

真の情報とそうではない情報、偏った情報に振り回される程、企業の道標を失うものはありません。
しっかりとした情報は、日頃のしっかりとしたコミュニケーションから生まれる事を忘れてはいけませんね。

しかし、不景気が続くと「人の不幸は蜜の味」的な噂がどの時代でも流れるものですね。