2010年4月27日火曜日

環境と安全

地球温暖化対策を始めとする、様々な環境対策は国際的な問題として多方から検討されており、我が国でも地球温暖化対策基本法に関する閣議決定も先日行われました。

その様な中、東京都では、国より先行して4月1日より都内における原油換算で1,500キロリットルのCO2排出事業に対して削減を義務化・規制する条例が施行されました。その対象事業所数1,400事業所に及びます。

この様な世の中の流れは、何時から何時までの様な期限を区切ったものではなく、永続的に取り組まなくてはなりません。

更にもう一点の問題、「安全」の問題。食の問題や交通事情の問題など様々な「安全」の問題があります。

交通の「安全」を守ることについても各自動車メーカーが“ハイブリッド”“電気自動車”の開発・販売に続いて「事故を起こさない自動車」を目指して競争力を高めようとしています。

スバル自動車では、「先進運転支援システム」新型アイサイトを発表しています。

環境ファーストも安全ファーストもどちらが○とか×では無いのですが、今後の世の中の流れとして、環境を配慮した安全性の高いもので無ければならないということになるのでしょう。

「食の安全」についても、島国である我が国は水辺での“安全”が大変重要になります。コストへの配慮はもちろんですが、例えば飛行機貨物から海上貨物へとモーダルトフトした場合、環境には配慮されますが、水辺での安全対策が十分でなければ、以前の毒入りギョーザの様な事態になります。

この様に考えると、今後の事業活動については“環境”と“安全”というキーワードは無視できない時代だということですね。