2010年4月30日金曜日

頑張れ!百貨店

最近の小売・流通のニュースに必ず出てくるのが、「百貨店の苦戦」ですね。

私の子供のころは、「特別な時に行く場所」というイメージでしたが、最近では大分様変わりしているようです。

私も食いしん坊で買い物好きですので、日頃から“百貨店”には大変お世話になっておりますので、なんとか巻き返ししていただき、昔の様な賑わいを見せて戴きたいですね。

さて、この“百貨店”企業としての歴史が長いお店が大変多いのですが、江戸時代の大店が発祥のお店も多いですね。高島屋さん、大丸松坂屋さん、三越さんなどはそうですね。

なんでも置いてあるのが“百貨店”ですが、その商品の品ぞろえと価格、そしてプライドが“特別な場所”だったのですが、最近の“格安ブランド”の攻勢はすさまじいものです。

銀座松坂屋さんに入った「フォーエバー21」、新宿高島屋さんと同居した「ユニクロ」、その他「コレクトポイント」や「ザラ」も強敵ですね。既にトレンドの仲間入りを果たしている“格安ブランド”、従来の百貨店単独での自助努力だけでは顧客ニーズに応えるのが難しい業界において、相互に効果を及ぼすことが出来るかどうか?楽しみにしたいですね。

一方、もう1つの百貨店のライバルである「エキナカ」。JRをはじめとする鉄道事業体が駅構内で展開する商業スペースですが、“駅前の百貨店”に対して、“駅のなかにあるエキナカ”、利便では勝てないですね。特に食品、衣料、雑貨が集中しており集客数は上昇傾向にあるようです。

ある講演会で、「百貨店は今でも“売り場”というが、今の世の中“買い場”の感覚でないと生き残れない!」といっていた講師がいましたがどうなのでしょう?

とにかく、私たちの思いがたくさん詰まっている“百貨店”頑張って!(他社の心配している場合ではありませんが 汗!)

ちなみに、小職が理事長を拝命しておりますNPO法人Reライフスタイルへ「大丸松坂屋さん」からペットボトルキャップをお預かりしており、これまでに大きな貢献をしていただいております。

大丸さんの企業理念でもある「先義後利」。心から感謝申し上げます。