2010年4月3日土曜日

新学期・新入学

この時期、入園・入学式ですね。先日、所要で「イケア」に行きましたが子供用の机椅子のコーナーには親子連れで大変賑わっておりました。「そう言えば入園・入学式のシーズンだなぁ」

入園・入学のお子さん達も、新入社員として新社会人としてスタートを切った若者達も、総じて言えるのはそれぞれに「学ぶ」ことが始まるのですね。

「学ぶ」ということはどういう事なのでしょう?我々の様な事業を行っているものにも大切な事です。教える側もいれば教わる側もいます。

そして、「教えているつもりが教わったり」「教わっている者が教えている側に何かを与えたり」もしますか。

論語(衛霊公十五-三十一)にはこう書かれています。

子曰く『吾嘗て終日食わず、終始寝ず、以って思う。益無し。学ぶに如かざるなり。』

孔子はおっしゃった。「私はある時、一日中食事もせず、一晩中寝る事もしないで考え続けたことがある。しかし、それは無駄な事だ。ひとりで考え込んでいるよりも、人に学ぶほうが大切だと思った。」

という内容です。

ただ考えているだけでは何の進歩もない。様々なことから学ぶことも大切です。例えば、先生であったり、会社であれば上司であり、または本であったり友であったりもします。

いつも、自身が成長する為には些細なことも見逃さず、先ずは「学ぶに値するか?」を考える感性を持たなくてはいけませんね。

新入社員の早期離職率が年々上昇していると言います。その理由として「上司との仕事の同行の際に、この会社を辞めようと思った。」ことが本当の退職理由と言う話しを聞きました。

先輩や上司の仕事っぷりや人として、人生の先輩として見たときに「何年かすると俺も(私も)こうなるのか?」と思ったのだ。

人に学ぶことは大切ですが、その人の出会いの運もあるのでしょうね。

とにもかくにも、将来の夢を持つ若者がその夢が叶うようになれば良いですね。我々も頑張らなくては!