2011年8月13日土曜日

社内外で「本当に頼りになる人脈」を築いておけばよかった

経済産業省のデータによると、1日あたりに一人が接触する情報量は10年前に較べ、1500倍になったといいます。

目の前の端末から、世界中の情報が瞬時に集まる時代になったが、人と人との距離は一向に縮まっていないような気がします。

このような現象は社内においても同様で、「人・もの・金」が企業の三大リソースでありながら、「どこに何ができる人がいるという情報」を的確に共有されていない企業が多いのです。

組織が大きくなればなるほど、その組織の中に知らない人が増えるのは当たり前です。そこで威力を発揮するのが「人間検索」です。企業によっては本当に人間検索システムをつくっているそうですが、ここでは「だれがそのことについて詳しいかを知っている」キーパーソンを人脈として持ちましょうということです。

組織や企業の中で、どこの誰がどのようなことに対して詳しいか?といった「人間検索」こそ、40代が担うべき役割であり、効果を発するのも40代なのです。

実をいうと、自分で何でもできてしまうことより、チームや部下を動かして成果を出す能力だったり、ネットワークを上手に行かせるスキルが40代に必要なのです。

「人間検索」ができるキーパーソンを持つことの重要性はここにあるのです。


☆入社1年目の教科書
10.頼まれなくても議事録を書け
会議の議事録の作成は自分の仕事だと思って、頼まれなくても積極的に取り組むべきです。
議事録をまとめて文句を言う上司はいないはずですが、遅くとも24時間以内には関係者に届けるべきです。早ければ早いほどチームにとってもあなた自身にとってもプラスになります。
また、「先に結論を書け」「テーマ別に要点をまとめろ」「こんなに詳しく書かなくてもいい」などなど、褒められると思いきや、上司や先輩からは様々な指摘が飛んできます。
しかし、「これこそが財産なのです。」
周りの発言を聞き、自分も議論に参加し、押さえるべきポイントを把握する。
そして、「議事録は時系列」に書くのではなく、要点を即座に把握し、課題やメッセージを的確に提示することができれば、「仕事力」は格段にアップすること間違いなしです。