2011年8月8日月曜日

「仕事」と「家庭」のバランスが取れなかった

高度成長期の中軸だった我々の親達の世代は、どちらかというと「家庭」を顧みず、「仕事」に没頭した世代でした。

ただ、その世代でも私の様な40代でも、団塊ジュニアでも働き盛りは40代であるこには変わりません。

高度成長期であれば、「仕事」に没頭しても年収は右肩上がり、カラーテレビ、クーラー、マイカー、マイホームという夢が膨らんで、「家庭」を顧みなくても許されました。

しかし、成熟経済の現在、その状況は一変したものへとなってしまいました。

女性の社会進出、共働きの増加により、夫が家事を分担しないことには、女性の負担が大きくなりすぎて家庭生活は回って行かなくなりました。

そのような状況の中、「仕事」と「家庭」の両立が難しくなり、結果として離婚率も高くなりました。

離婚の理由も様々ですが、一番多いのが「すれ違い」です。

時間外勤務や週末ゴルフ、休日出勤といった主に夫が仕事に没頭する為に起こる「すれ違い」です。共働きであっても、日本人男性の家事参加時間の少なさは大きな原因といえるでしょう。

「仕事」と「家庭」のバランスをとるためにはどの様にしたら良いのでしょうか? 成功した人のアドバイスを参考にすると、「一週間ごとに“仕事”“家庭”のウエイトを振り分ける」だそうです。

平日5日間は「仕事」土日は「家庭」。この5:2のバランスがスタンダードのようです。

もう一つは「仕事」の合間を見て「家庭」を柔軟に挿入することが上げられます。ちょっとした時間をぬって、子供と散歩したり、キャッチボールしたり、スーパーに買い物に行ったり、これもバランスをとる為には重要なことです。

どちらにしても、私にはまったく出来なかったことです。まだまだ小さい子供を抱えている社員諸君には「社長、自分はどうだっのですか?」なんていう愚問はしないで、失敗した人の反省として受け止めてくださいね。

「仕事」と「家庭」のバランスを大切にして下さい。


☆入社1年目の教科書
5.カバン持ちはチャンスの宝庫
「ご迷惑でなければ一緒に連れて行って下さい。」
上司が取引先の偉い方と合う時に、こうお願いしてみるのも大切ですよ。
私は、ブロ野球を辞めた後、2つの会社に勤めましたが、2つとも「カバン持ち」の仕事で仕事を早く覚え、取引先の方々に顔と名前を覚えていただき、会社訪問の際や接待の席でのマナーや段取りを覚えました。
結果として、現在の役割があるわけです。
カバン持ちをすることで、一流の経営者が持つ視点やビジネスマナー、立ち居振る舞いを学べるのです。
一流の経営者ほど様々な質問をしてきます。
「何年目?」「今、どんな仕事をしているの?」「この件についてはどう思う?」などなど、でも、これもチャンスです。
しっかりと応えることで、会社や上司の質や品格が評価されます。もちろん、あなた本人の評価もです。


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