組織の中枢を担う40代、これまで限られた時間を有効に活用しなくてはないことを述べてきました。
「細かい時間」の使い方。
ここで紹介するのは“10分でできる仕事”です。
会議と業務、職務の間の10分間を何に使うか?
・目先を変えるのに絶妙な時間・・・新規事業、企画のアイデア
・Eメール等のレスポンスや組織内へのフィードバック
限られた10分間にもちょうどいい仕事ができるものです。
多くのビジネスパーソンは、仕事について「やりたい」「やりたくない」という基準ではなく、給料をもらっているのだから、生きて行くために「するべきこと」をまっとうするという発想で仕事に取り組んでいるのかもしれません。
40代ともなると「するべきこと」でがんじがらめになりますから、「何がやりたくてこの会社に入ったんだっけ?」と「やりたかったこと」をすっかりと忘れている場合がほとんどです。
それは、「やりたいこと」が無くなった訳では無く、「やりたいこと」の上に塵が積もった状態といえるでしょう。つまり、塵を取り除けば、また「やりたかった」ことが現れるのです。
定年退職者の多くが、在職中に「すべき」ことに没頭し「やりたいこと」の思考を持たなかったこと、「やりたいこと」にチャレンジしなかったこと、「やりたいこと」の準備をしてこなかったことを後悔しています。
「私の会社人生は何だったのか?」後悔しないためにも、「組織がそれを認められるか否かではないところで、「やりたいこと」を考える習慣を持ちましょう。
お勧めは「時間が出来たらやることリスト」の作成です。
何でも結構です。
なぜなら「時間が出来たらやることリスト」とは「やりたいこと」の小分けリストなのです。
「やりたいこと」が見えてくるのです。
☆入社1年目の教科書
28.ペースメーカーとして、資格試験を申し込む
仲間からの影響は大きいものです。
自分より優秀な人と組むことは大切です。意識の低い人と傷のなめ合いになっても、かえってマイナスになります。自分よりもストイックな人、自分より本を読んでいる人、そういった人たちと組まないと、単なる自己満足で終わります。
そういった意味では、資格試験に挑むことは効果的だと思います。同じものを目指している人たちから、有形無形の刺激を受けるからです。
もちろんこの場合、資格を取得することだけが目的ではありません。資格をもっているからといって肩書きとして役立つものはそうありません。
本当の目的は、刺激を受けること、ペースメーカーとしての役割なのです。
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