2011年8月22日月曜日

「意思決定」が苦手だった

後悔に関するベスト3に必ず入ってくるのが「決断」に関する事です。

「あのときに決断しておけばよかった」

そして、公私ともに「大きな決断の機会」が多くのなるのが40代です。

前に書きました「スピード決断」も決断のコツではありますが、決断する際のコツとして、「感に頼る」と「定量的なものに頼る」とがあります。

例えば、“直感的に決めた”といのもありでしよう。意外といろいろ考えるよりも直感の方が正しいと言う方も多いのです。

一方、「定量的に意思決定をしたい」という方もいます。

ものを買うか、買わないかの基準をあらかじめ決めて評価して決断する。

「好きか」「嫌いか」
「気に入ったか」「気に入らないか」
「好きな色」
「好きなデザイン」
「高いか」「安いか」

対局にある結果をチェックし、総合的に評価されたものを買う。
また、判断に迷った時は、質問を必ず行う。

このように、あらかじめ“良い”“悪い”“質問する”のように意思決定の基準を決めておくと、速やかに決断する事ができます。

こうしてみると、直感や頭の中であれこれかん考えるよりも、判断基準と判断材料による要素をで決断することが「スピート決断」のキモのようですね。

「決断せずにいるだけで、“タイミングを逃す”という最大のリスク」があるのです。


☆入社1年目の教科書
19.コミュニケーションはメール「and」電話
メール世代、携帯世代と言う言葉があますが、若い人のコミュニケーション手段として、メールが主流になっているのが、現代社会です。
ビジネスの現場においても、メールによるコミュニケーションが主流だと言っていいでしょう。しかし、そんな時代だからこそ、電話や対面でのコミュニケーションを重視することが大切になってくるのてす。
直接話すこと、相手に会う事は、最も有効なコミュニケーション手段です。
相手の声を聞くと気持ちが和んだり、怒りがやわらいだりするものです。あえて電話する事で相手が喜んでくれることもあります。
メールだけだと、相手の取りようによっては誤解が生じたり、そもそも読んでなかったりということもあります。
ここで大切なのは、メール「or」電話ではなくメール「and」電話です。
「この前メールした件ですが」
「先程のメールの件でご相談があります」
時代の逆行だと言われても、重要な案件の相談には、送ったメールや添付資料をプリントアウトし重要なポイントにマーカーを引いて、口頭で説明する、これぐらいやってもやり過ぎではありません。
なぜ、「あなたにとって重要なことが、相手にとって重要なこと」とは限らないからです。
「先程の○○の件でメールを送りましたが、届いてますでしょうか?」
「本日の○時に送信いたしましたメール、○日までにご返事いただけますでしょうか?」
この一言が、ビジネスを動かすのです。
メールは完璧なコミュニケーションではありません。多くの部分を簡略化している不完全さを認識して下さい。
電話や対面によるコミュニケーションで補ってこそ、メールの効果は発揮できるものだと思います。
目的は、「メールを送ること」ではなく「重要なことを確実に伝えること」なのです。