2011年8月29日月曜日

「付き合いのいい人」である必要などなかった

「あの人は付き合いがいい」は、20代、30代では褒め言葉でも、40代からは褒め言葉ではなくなります。

飲み会、ゴルフ、釣りなど、何でもお誘いがあれば参加する方もいます。

まったく誘われないのも、「嫌われているのかな?」と寂しい気持ちになりますが、普通の人は誘われることをほぼ100%肯定的に解釈しがちです。

いつも誘われている生活は、一見充実したように思われますが、実は諸先輩方のほとんどが「能動的に自分の時間をコントロールしていなかった」と後悔しているのです。

「月・水・木」は飲みに行かない、週末を「六分割」して二コマは働くという具体策もその一環です。

しかし、今まで誘われ人生だった人が、急に同僚や上司からの誘いを断ること難しいことです。

「期限付きで付き合いが悪くなる宣言」も必要です。

「こうこうこう言う理由で、何ヶ月ぐらいお付き合いできません。」

このように、正当な理由での「断り」が大切です。

「思うところがあって」とか「ちょっと考えがあって」と言う言葉も効果的です。

能動的に自分の時間をコントロールしようと思ったら、一度は、スタート地点を作る必要かあります。

どちらにしても「期限付き」の一時的な付き合いの悪さですから、角がたつこともありません。

ダラダラと誘いにのって、偽りの充実感を得るより、自分の時間をコントロールするようにしたいものです。


☆入社1年目の教科書
26.脳に負荷をかけよ
「脳に負荷をかける」ことは、脳の筋トレと一緒です。
脳に対する負荷は、強ければ強いほど効果的と言われています。
例えば、本を読むにしても、前項で述べたとおり読むだけでは脳に負荷がかかりません。
読んで理解して、それを自分のビジネスにどのように生かせるかを徹底的に考えて下さい。
厄介なのは、ビジネス書を読んだだけで理解したと勘違いすることです。
脳に負荷をかけて強い脳を作って下さい。
困難な問題に直面したときに自ら考え抜くことができれば、より早く成長することができるのです。