2011年9月4日日曜日

「コミュニケーション下手」を克服したかった

コミュニケーション力を構成する要素
・「聞く力」
・「引き出す力」
・「伝える力」

プレゼンテーションとコミュニケーションとの違い
プレゼンテーション=伝える力
コミュニケーション=受信する力、交信する力

昨今話題の結活において、男女ともに必要になるのが「コミュニケーション力」。

「一方的に話してしまう人から最初に脱落していく」という現象があるようです。

さて、ビジネスの世界ですが、企業組織が成長期においては、多少コミュニケーション力に難があっても年功序列の仕組みに乗っかってそれなりに昇進できましたが、、この「失われた20年」と言われる現在、成熟期を迎えてフラット化した組織において、コミュニケーション力の欠如した人は、管理職への大きな障害になるのは間違いありません。

「受信」つまり「聞く力」というのは、ただ相手の話を聞くことだけではなく、もう一歩進んで相手から引き出すことが肝心です。ここでは「質問力」と言わせて下さい。

しかし、「質問」は「質問攻め」と言う言葉があるように一方的に質問を続けると、「尋問」になってしまいますので、相手が関心を持ったところから生まれる質問でなくてはなりません。

相手が乗ってくる質問というのは、「人として存在を認め、相手に関心をもつ」と言うところから生まれるものです。

コミュニケーション力に課題を感じたら、先ずは「質問力」の強化からスタートしてみましょう。

立場が上になればなるほど、効力を発揮するのが「質問力」なのです。


☆入社1年目の教科書
32.「あえて言わせて下さい。」で意見を言え
上司や先輩に意見を言う時は、こんな言い方してみてはどうでしょう。
「私は素人かもしれませんが、あえて素人目線で申し上げます。」
「もしかしたら役に立つかもしれませんので、聞いていただけますか」
会議では、必ず発言すべきと言いました。
発言してはじめて会議に参加したと言えるからです。
新人としての“特権”を今のうちに駆使するべきです。
誰も新人に完璧な答えなど求めていません。
臆せず意見を言ってみて下さい。
意見をいう若者は、議論の貢献しようとする仲間として重宝されれ、様々なチャンスが巡ってくるはずです。