2011年9月10日土曜日

時間がなくてなかなか「本」が読めなかった

なかなか本を読めなかったと後悔しているシニア達にもっとも多かった理由は、「忙しくて時間がなかった」です。

本を読む読まないは当人の勝手ですが、読書によって専門性を高めようとせず、教養も広げようともしないビジネスパーソンは結局、成長しないため、若年者からは軽んじられ、同僚や上司からも深みのない人間として軽視される結末がお約束となっています。

そこで「忙しくて時間がない」と言う方にお勧めなのが「バイブル読書」です。

自分にとっての「バイブル書」をみつけてひたすら読み込むのです。多くの本を読むのも大切ですが、私たちは読んでる傍から内容を忘れて行きます。記憶に残る箇所があったり、仕事に直結するような内容に出会うチャンスはすべての本にある訳ではありません。

だからこそ「バイブル書」の出会いは大切なのです。

私も数冊のバイブル書を持っています。何回も何回も読み直しました。

読み込んでる間、自分の考え方や状況により、その本の内容に対する受け止め方が変わったり、「やはりそうだったか」と確信したりすることがあります。

一冊の本をコピー出来るほど読み込み自分のもとするという本との関わりも「忙しくて時間がない」という方にはお勧めです。


☆入社1年目の教科書
38.ミスをしたら、再発防止の仕組みを考えよ
入社して数ヶ月の間は、上司や先輩から叱責されることが必ずあるでしょう。
あなたがどんなに優秀な人でも、最初からすべて完璧に仕事をこなすことは、現実的に難しいものです。
しかし、「叱られる」という行為に対する受け止め方を間違ってはいけません。
叱られると言うことは、あなたの人間性や能力を否定している訳ではなく、仕事上のある行動が間違っているということを指摘されただけのことです。
あなたの仕事をより良くする為のフィードバックだと捉えればいいのです。
そうしないと、「なぜ叱られたか?」が分からなくなり、同じミスを繰り返すだけです。
「叱られた」ではなく「○○の間違った行為を指摘された」なのです。
上司から指摘されたことに対して、「なぜそうしてしまったか」叱責されたことを注意深く受け止め、再発防止のために何をすべきかを熟考するべきです。
そして、ミスを繰り返さない仕事の“仕組み”を作り出すことです。