2011年9月17日土曜日

「上司の能力」を積算しておくべきだった

諸先輩方が40代における後悔として、「上司」に関することをあげています。

・不正の指示を断れなかった
・尊敬する上司に誘われ、関連会社に転出したものの、上手く行かずに清算
・ソリの合わない上司に逆らって左遷

など、その中身は千差万別で、そこには「上司を選ぶことができない現実」が反映されています。

よく、「サラリーマンは、最初についた上司で一生が決まってしまう」と言われます。上司が自身の人生に及ぼす影響の強さを表現しています。

ですが、「最初」ではなく、30代になっても40代になっても、そのときの上司によって人生は大きく左右されるのです。

そうしたリスクを回避するためには、上司の能力を積算しておく必要があります。一言で言ってしまえば、その上司が現在の組織の中でどこまで昇れる人物なのかを積算するということです。

そして、その積算の根拠となるのが「意思決定の基準」です。つまり、上司がモノを決めるときに「何を基準にするか」、「何を大切にするか」その優先順位を押さえることです。

40代になったら、この「基準」に関する察知能力を磨くことをです。

力のない上司は、この「意思決定の基準」がぶれるという共通の特徴を持つています。

逆に力のある上司に共通しているのは、「意思決定の基準が明確」なので、「ジャッジが非常に早く、なおかつ、その“意思決定の基準”を普段からメンバーに対して伝えています。

「上司の能力の積算」は、備えあれば憂い無し。これは計算ではなく、防御なのです。


☆入社1年目の教科書
45.ペース配分を把握せよ
仕事で最大のパフォーマンスを発揮するためのペースづくりは大変重要なことです。
どこに集中のピークを持って行くかというペース配分は重要でする
ペース配分を考える際に重要なのことは、「自分の最大限の力を発揮できる状態を知る」ということです。
マラソンにペース配分があるのと同じ様に、レースにおいてストーリーをつくり、どの場所で自分が一番出せるのかを考えることです。スタートダッシュなのか、中間点なのか、はたまた最終1kmなのかということです。
仕事にたいする考え方も同じです。来週の月曜日に締め切りの仕事があるとして、自分のペースを把握できていれば、現時点でこの状態だったら大丈夫、この状態だったらマズいということがわかります。
自分のペース配分、パフォーマンスの最大化の状態さえ把握しとけば、自ずと集中すべきときがわかるのです。
「本当に休んでいいのかなぁ」とか思うのは、自分の仕事のペース配分、進捗状況が把握できていないからです。自分自身をマネジメント出来ていないと言うことです。
次に最高のパフォーマンスを発揮するためにはどうしたら良いのか?を考えることです。

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