2011年9月11日日曜日

「読書の効果」をもっと活かせばよかった

読書をしなかったり、読書はしたものの、その本の中身を活かすことが出来なかったと後悔している人も少なくありません。

「中身を活かす」でお勧めしたいのが「言葉探し」です。

私も、社内で社員に対してどのような言葉で上手く伝えることが出来るか?を読書を通じて「言葉探し」することがあります。

自分を勇気づけ、奮い立たせるための言葉や、他人を元気づける言葉、わかりやすく説明するための表現やエピソード、新しいコンセプトを提案するためのインパクトのある言い回しなどです。

40代ともなると、その発する言葉は重みも違います。「その言葉によって評価が左右されてしまう事態も起こります。

人と人とを繋いでいるのは所詮コミュニケーションです。その中核にあるのが言葉ですから、日頃から言葉の収集はきちんと押さえといておきたいものです。

その場に適したフレーズが吐けるかどうかですべてが決まってしまいます。

40代には、スピーチや幹部との面談、あるいは業界紙への寄稿依頼などの機会もある訳です。

「言葉という実弾」をいつも込めていないと勝負になりませんよ。


☆入社1年目の教科書
39.叱られたら意味を見い出せ
“叱られても落ち込むな!”
そう言われてもなかなか上手くは出来ません。
納得いく叱られもありますが、納得いかない理不尽に思う叱られもあります。
そんなとき、どのようにして心の状態を良い方向に向けて行くか?
対処法はただ一つ「前向きに考える」と捉えるのです。
起きたことは仕方が無い、「起きた出来事は自分に何を教えようとしているのか?」をしっかりと考えることです。
上司や先輩に叱られて傷ついたり悲しんだりしているとき、心の中は感情に支配されます。
論理的思考が出来ず、善後策を講じることが出来ません。
注意を受けた時は、前向きに意味を見出し、冷静に改善策を打ち出すことで、社会人として成長していけるのではないでしょうか?