ビジネスパーソンにとってコミュニケーション力というのは、三本の指に入るくらい重要なスキルでありますが、その中でも、「話し方」の能力を磨くことが特に大切です。
この「話し方」ですが、せっかく知的能力が高くても、対人音痴であるとその知的能力を活かせないと言う例えのとおり、非常に厄介なものです。
「対人関係が苦手だから、システムや機会と向かい合うエンジニアの道を選んだ」という方がいますが、結局のところ、上司やチーム、関係部署の同僚、そして、顧客とのコミュニケーションなしに仕事を進めることはできないことに気付きます。
コミュニケーション下手も20代、30代では上司や先輩がフォローしてくれる場面が多いのですが、40代になっても話下手では、それだけで「実力を過小評価されてしまう」ものです。
50代、60代の持つ不満の上位に「所属組織内での過小評価」があげられます。そして、その主因の一つが、このコミュニケーション力なのです。
実は、話し方は単なるスキルですから、ちょっとしたトレーニングや意識によって上達するものです。
「話し方」のポイント
・キーワード
・キーフレーズ
・エピソード
の「三段論法」で語ることです。
「要点がないか? ありすぎるか?」という特徴があるのが「何を言いたいかわからない人」の話です。
最初から「キーワード」を示すと、話の内容に強弱がつき、相手に伝わりやすいものです。それを「キーフレーズ」にすると相手に刺さりやすくなり、「エピソード」で分かりやすく、関心が深くなるのです。
面白い話をしようとし過ぎより、「三段論法」で相手を引きつけ、確実に伝えたいことを伝えることが大切です。
これが
コミュニケーション力を高める早道だと思います。
☆入社1年目の教科書
33.敬語は外国語のつもりで覚えよ
敬語は苦手ですか?
年長者と会話する機会のないまま大人になる人も多いと聞きます。
最近では、家庭でも正確な敬語を教わることが少ないようです。
にも関わらず、社会人になるといきなり敬語を使う必要に迫られる為に、変な敬語を使う人が増えています。
そして、丁寧に聞こえる「タメ語」の出現しています。
「そうですね」が「そうっすね」のようにです。
この敬語、勉強した分だけ効果がでるものです。
最も投資効果が高い語学研修だと考えて取り組んで下さい。
日本語が上手に使える人は、どんな方からの印象も良くなるはずです。