組織の大小はあっても、社内には「派閥」と言われるものが存在するものです。
20代、30代では人ごとだった「派閥」も40代になるとグッと身近なものとなります。
自分の会社で役員までなれるか、部長にまでなれるかが決まるのは、40代までの蓄積です。
最近は、出世に興味が無いという人も増えて来ていますが、組織人として生きていくには、出世は一つの魅力です。
派閥を否定し、気取ってみても傑出した実績が伴わない限りは、冷や飯を食わされるの落ちという企業は多いものです。
おびただしい数の出世レースの中、必ずしも仕事ができる人が出世するとは限りません。
ということは、日本の組織における出世の「要件」は「仕事ができるだけではない」と言うことです。
実力がある人が出世せず、あの人が?と思う人が出世する。その不可思議のカギを握るのが「上からの“引き”」です。
その「引き」と、派閥と呼ばれるグループには密接な関係があります。
言葉は悪いですが、派閥との関係を保には「長いものには巻かれろ」的な考えが必要です。
もう一つは、企業内に起こる「不正行為」に対する「個人的判断」です。
「長いものには巻かれろ」的に、「不正行為」を行えば、一生の問題に繋がります。
出世するためには「派閥8:個人判断2」の距離感が大切なようです。
☆入社1年目の教科書
47.悩みは関係ない人に相談
新人の頃は、何かと悩むものです。解決出来そうにない悩みを一人で抱え込んでいても、良いことはありません。最悪のスパイラルに陥り、何の解決策も見出せません。
誰かに相談することで視点が変わり、解決の糸口が見つかる可能性もあります。
問題は、「誰に相談するか?」です。
私は、思い切って会社や仕事に関係ない人に相談することを勧めます。利害関係の無い人、自分とは目線の違う人、考え方の違う人の話を参考にするのです。
「いない」と言う方は、社外、年上、目線の違う人、そう言う人をもう一度見渡してみて捜して下さい。思い当たりませんか?
あなたのご両親です。
意外な観点からアドバイスをしてくれるかもしれませんよ。