相手との会話の中では、必ず相づちを打ちます。
意外と多く使っているのが、「たいへんですね」です。
「いやぁ、昨夜も遅くまで仕事をしてましてね」
「たいへんですね」
「うちは、子供が4人いましてね」
「たいへんですね」
「明日までに、この資料を作り込まないといけないんですよ」
「たいへんですね」
このような会話だと、ここから先には話しが続きません。
そこで、この「たいへんですね」に代わる言葉を入れてみましょう。
「いゃあ、昨夜も遅くまで仕事してましてね」
『さすがですね』
「うちは、子供が4人いましてね」
『楽しみですね』
「明日までに、この新規プロジェクト資料を作り込まないと行けないんですよ」
『楽しみですね』『さすがですね』
「さすがですね」と「楽しみですね」という、「たいへんですね」に代わる言葉。
この相づちですと、相手から次のフレーズが必ず出てくるものです。
そこには、相手を主語にした話題を意識的に採り上げるというテクニックがあるのです。
話す内容は同じでも、この相づちによって、相手の反応はまったく違うものになるのです。
そうです。
「会話の上手い下手は、“相づち”でわかる」なのです。
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