最近、コピーライターとかクリエーターという仕事の方々に非常に興味があります。
ビジネスには、「アイデア」が必要です。
ビッグビジネスには、ビッグアイデアがつきものです。
コピーライターやクリエーターと言われる方々の頭の中はどのようになっているのでしょうか?
「アイデアが生れる瞬間」とはどんな瞬間なのでしょうか?
ある雑誌に掲載されていた、コピーライターのインタビュー記事にはこうありました。
TVCMや雑誌、新聞広告のコピーを生み出す世界も、我々の仕事もプロセスは一緒のようです。
企業とお客様とのコミュニケーションの指針を示すことからはじまり、クライアントとの話し合いから、先方が言いたいことを汲み取ったり、逆に自分のアイデアを説明したりということです。
要は、よく考え、よく話す。
これが基本のようです。
しかし、100のアイデアのうち、世に出るのは一つだけ。
ただアイデアを出すだけではなく、どうすれば一番伝わるか?それはなぜなのか?
吟味して、説明し、決定するところまでが仕事だということです。
では、日頃どのようなトレーニングをしているかというと、人から聞いて「へぇ~」と思ったことや、街中で「気になったフレーズ」は、アイデアの種としてノートや携帯のメモ機能に残すようです。
そして、プロスポーツ選手と同様に“試合”で勝つために日々のコンディションを整える。
「思いつかない」ということは、コンディション不足の言い訳であり、依頼いただいたクライアントに満足を得ていただくためには、できる努力はすべて行うといいます。
今後も、広がりを見せるであろう「感性の時代」。
しかし、最前線で働く方々の努力はどのビジネスにも共通するのだと思います。
アイデアを生み出すためのコンディショニング、周辺環境も含めて、やはり日々の鍛錬、修練に加え人間としての感性が大事なようです。