「33万5千人」という数字。
この数字お分かりですか?
東日本大震災の被害に遭われ、この年末年始を避難所、転居先で迎える方の人数です。
大半が民間や仮設の住宅に入居している一方で、学校などの避難所に身を寄せていらっしゃる方も約680人もいます。
仮設住宅においても、寒さ対策等設備面は万全ではなく、厳しい年越しになるようです。
避難所にいる方が最も多い都道府県は埼玉県で648人。
県外へ転居された方が最も多い県が福島県で、5万9933人にもおよびます。
また、福島県を除く宮城県、岩手県の震災がれきの処分についての各都道府県および政令都市へのアンケート調査では、「現状、受け入れる考えがない」と回答した自治体が36団体で全体の約6割。
考えがない理由は「放射能に対する不安」がほぼすべての結果となっています。
「受け入れる考えがある」と前向きな回答は15団体で、「ない」と回答した団体は27と前向きな答えを上回っています。
被災地や転居先で、厳しい年末年始を迎えていらっしゃる方々には、心からお見舞い申し上げます。
本日、帰郷した私ですが、何か今までとは違った“外帰り”の心境です。
しかし、どのような厳しい日々でも、明日は必ずやってきます。
前に向かって進んで戴きたい。
私も、出来る事を来年も一生懸命に進めてまいります。
今年一年、本当にお世話になりました。
来年も宜しくお願い申し上げます。