2011年12月23日金曜日

小型家電

貴重金属、希少金属など有用金属を含む「小型家電」にリサイクルについて、22日環境省は「国内循環を促進するためのリサイクル制度案」を発表した。

今回は、特にリサイクルを推奨する「特定対象品目」を提示し、同時に海外での不適正処分の防止も行い、来年の通常国会にリサイクル関連法案を提出し、14年の本格施行を目指すものです。

現在対象として検討してしている品目は60〜70品目、今回の「特定対象品目」特に有用金属の回収が望めるものと、比較的回収が用意なものを16品目提示しています。

また、海外の不適正防止に関して、輸出の際の経路や処分方法等について環境相の確認も義務づけられ、罰則についても整備するとの事です。

これまでも、再三注目を浴びていた「小型家電」のリサイクル規制ですが、正しい道筋で大きな成果を得られる事を期待したいものです。

「特定対象品目」
・携帯電話
・デジタルカメラ
・据え置き型ゲーム機
・ビデオカメラ(放送用を除く)
・デジタルオーディオプレーヤー(フラッシュメモリー)
・公衆用PHS端末
・デッキを除くテープレコーダー
・携帯型ゲーム機
・電子辞書
・デジタルオーディオプレーヤー(HDD)
・CDプレーヤー
・MDプレーヤー
・ICレコーダー
・ETC車載機ユニット
・VICSユニット
・電話機