今、日本で一番売れているタレントとは?
多くの人々が「芦田愛菜ちゃん」と答えるでしょう。
ドラマ、映画、CM、そしてバラエティーのMCまでこなす『スーパーキッズ』です。
このスーパーキッズ、なぜここまで国民から認知されるのか?
あるコラムでは、芦田愛菜ちゃんの魅力について次のように書かれていました。
国民が彼女に求めているものは2つ「可愛らしさ」と「癒し」です。
確かに、様々な社会的背景もあり、国民全体の“癒し”求めるニーズは高まっています。
また、可愛らしさについても、“子役”というジャンルが完成されているなかで際立った存在感があるのは「子供らしさを完全に備えている」ということのようです。
子供らしい目線、子供らしい発送、そして何よりも可愛らしい仕草やおしゃべりをテレビの前できちんと表現できることです。
さらに、彼女が他の子役と違う優位性を「スイッチのオン、オフ」を明確に切り替えられる点だと伝えています。
要は、場の空気を敏感に読み取り、即座に対応する能力があるのです。
大人の世界で、状況に応じてスイッチのオン、オフができるのは、女優としての天賦の資質を持っている「天才」といえるのではないか?
しかし、所属する事務所の社長は「愛菜は、天性10%、残りの90%は努力」と言っています。
過去、オーディションに落ち続けた時代、東京でのオーディションに落ち、大阪に帰る新幹線の中で母親と「どこが悪かったか」をきちんと分析し、失敗を次回の糧にしていたそうです。
なんとその数50~60回といいます。
失敗を次の糧に出来る彼女ですが、彼女が際立つ特徴としてもう一つあげるとすると「集中力」と「勉強熱心」のようです。
移動時間や休憩時間には必ず読書をし、読書好きな父親を「読書ライバル」と話すほどのようで、この集中力と勉強熱心が、子供とは思えない精神力につながるようです。
今後も当分続くであろう「子役ブーム」。
愛菜ちゃんの躍進と素晴らしい演技、今後も大人たちの大きな関心になりそうです。
ちなみに、彼女の所属する事務所「ジョビィキッズプロダクション」の前身は幼児教室だつたようです。
お受験だけを目的とした予備校的な教室ではなく、一人ひとりの子供の個性を重んじて、自信を持たせることをポリシーとしているそうです。
いつの時代も、素晴らしい人材を輩出するのは教育ということですね。