2009年12月9日水曜日

阪神タイガース 赤星選手引退

驚きました。阪神タイガース 1番 センター赤星憲広選手の引退会見。

引退の原因は、プレー中に起きた「脊髄損傷」である。

“全力プレー”と“盗塁”が代名詞の赤星選手でありますが、その全力プレーがアダになった大きな怪我が原因となった引退です。

「中心性脊髄損傷」からの回復は難しく、今後のプレーによっては、日常の生活自体にも支障を来たすことも懸念されるという医師からのアドバイスも引退原因と会見で語っていた。

赤星選手については、以前に日本のプロ野球選手の社会貢献について語った際に、シーズンの盗塁数に合わせて車いすを寄贈する貢献活動例を紹介しましたが、突然の引退発表に小職も驚きました。

2003年から始めたこの貢献活動、本年の盗塁数の31台で、7年間で“301台”の車いすを寄贈したことになる。

赤星選手の全力プレーと社会貢献に大きな拍手を贈るとともに、今後は、何とか怪我からの完全回復され、そのプレースタイルと社会に対する心を後進の指導という形で野球界に貢献されることを願いたいと思います。

「私は、ホームランを打てないので、チームの皆からホームに還してもらうことで喜びを感じていた。」
この言葉に、彼の人となりを感じました。