2009年12月12日土曜日

チーム経営

先日、当社の来期の教育研修の方針を考えるにおいて、役員室室長との意見交換を行いました。

当社社員の現在における、それぞれのモチベーションをはじめとする様々な情報を持ち合わせている室長への意見具申の要請は度々機会あり、その意見のほとんどが的を得た意見であります。

この様な例も「チーム経営」の一つです。

教育研修においては、強みをベースとした考えと弱みをベースにした考えがあると思いますが、私は「強み」をベースとしたものの上に築く方が肝要と考えています。

先ずは、利用できる限りの強みを知ることが大切です。つまり、同僚の強み、上司の強み、自分自身の強み、それが企業としての強みとなり、その強みこそがチャンスの源であり、それを生かすことがチーム(組織)の目的であると考えます。

そこで培った強みを持つ者が、経営者としてのチームの一員として活躍してくれることが、更なる企業の強みにつながります。

しかし、そのそれぞれの「強み」を見つけることは、自分だけでは極めて困難であり、社内における交流や率直な意見の交換の上に成り立つことも事実です。そして、社外の方の意見を聞くことも効果的な強みの見出し方です。

私が目指す「チーム経営」の根幹は、そこにある訳ですが、中小企業の日常において、それぞれの弱点ばかりに気を取られて時間をかけるよりも、特技や長所といった各人が持った「良い意味での個性」をいかに結びつかせてマネジメント出来るか!が「チーム経営」のメンバーの最大の役割だと思います。

「チーム経営」、今後も続く大きな目標です。ここでもやはり「人なり」です。