2009年12月3日木曜日

メジャーリーグ(MLB)ハッチ賞

MLB(メジャーリーグ・ベースボール・リーグ)における、2009年度の「ハッチ賞」が発表されました。

MLBにおける社会貢献活動を称える賞である「ロベルト・クレメンテ賞」については、以前に何度かお話しさせていただきました。2009年は、ヤンキースのデレク・ジーター選手がその栄誉に輝きました。

今回ご紹介させていただく「ハッチ賞」とは、1965年に創設された賞で、ファイティングスピリットと競争意識を持ち、逆境を跳ね除けてファンに勇気と希望を与え選手に贈られる賞です。

この賞の名前にもある、「ハッチ」とは、デトロイト・タイガース投手として活躍し、引退後も3球団の監督も務めた闘将「フレッド・ハッチソン」で、残念ながら1964年に癌により他界しています。その後、彼の功績とそのファイティングスピリットを称えて創設された賞です。

2009年度の「ハッチ賞」を受賞した選手は、シカゴ・ホワイトソックスの「マーク・ティーエン外野手」です。フィルード内では、今季打率2割7分1厘、本塁打15本、打点50をマークし、フィールド外では、乳がんの母の闘病生活を献身的に支えた、フィールド内外の勇気と努力に対して同賞を贈られた。

ティーエン選手の功績に大きな称賛の拍手を贈るとともに、来季の活躍を祈念いたします。

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