2009年12月24日木曜日

捨てることをためらうな!

今日お話しする「捨てる」とは、「ロハス」や「もったいない」の様な、「捨てる」ではなく、機能していない社内の取り組みや、捨てることをためらっている計画についての事です。

事業においての「捨てる」とは、“廃棄”“見放す”“あきらめる”“悪しき習慣を止める”と同様な意味を持ちます。

まさに「革新」や「改革」といっても良いのではないと思います。全く新しい事や突拍子もない事やをやるということではなく、今までの「不具合」や「つまづき」、「行き詰まり」の上に築くもので、やみくもに「捨てるもの」では無いと思います。

「今、既におこなっているもの」、「これからやろうとしているもの」に対して、機能していないとか、状況が変わったりしたときに「捨てること」をためらっていてはいけない、いけないが、その手法はシステム的にやる必要性があるということです。

再考した時に必ず迷うのが、「折角ここまで検討したのに」的な発想で、負け戦に挑んで行くほど愚かなことはなく、あたかも、その再考時点では、「ゼロベース」の白紙に戻す行為や、考え直す事を果敢に挑むことを躊躇しない勇気こそが、「捨てることをためらうな!」に繋がると考えます。

「信念」や「覚悟」の前に、いかに「捨てることをためらわないで築きあげた計画なのか」が重要でると考えます。