2009年12月31日木曜日

一年間お世話になりました。

大晦日にあたり、一年間の御愛顧に心から御礼申し上げます。

お陰様で、当ブログも347回目のアップとなりました。

「いつも楽しみにしてるよ!」と言われると、ついつい調子に乗ってしまいます。もともと、気ままに思いつきで書かせていただいていますが、今や私の生活の一部となり、楽しんでやらせていただいています。

本日は、大晦日に因んだ話題です。

大晦日のテレビというと“NHK紅白歌合戦”ですね。子供のころは、紅白の前に放送される“レコード大賞”と並んで楽しみにしていたものです。

歳を重ねて行くと、全く興味がなかった音楽ジャンルも何となく自然と聴くことが出来るようになるものですが、私にも紅白の想いでの歌があります。

私の様に、地方から“都会”に出てきた者は、年末は特に故郷を強く意識する時期であります。

そんな時期に放送される“紅白”で、数年前に「さだまさし」さんの「案山子(かかし)」という歌が流れました。

この歌は、まさに故郷を後にした弟に対して気遣う兄のメッセージ的な歌詞ですが、父から息子への想いにも聞こえる歌詞でもあります。

私の母校の野球部の出身で、東海大学に進んだ同世代のOBは、必ずと言っていいほど愛している歌です。

「元気でいるか?お金はあるか?」「今度いつ帰る?」「手紙が無理なら電話でもいい。金頼む!の一言でもいい」「お前の笑顔待ちわびる、お袋に聞かせてやってくれ。」

自身にも子供が出来、親の有難味が分かるようになり、まだまだ子供だった若いころに聴いた「案山子」と、今聴く「案山子」では大分違います。

聴く人が、それぞれに違う想いで聴ける、名曲といえる忘れられない曲です。

さて、今夜の“紅白歌合戦”、どの様な心に響く名曲が聴けるのでしょうか。

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