2012年8月14日火曜日

メールは件名を具体的に

現代のビジネスシーンでは、PCやモバイルを使ったメールでのコミュニケーションは避けて通れません。

したがって管理職が受け取るメールは、年を追う毎に増えています。

一日に、100通を超えるメールをこなす上司の中には、「原則的に、ccで届くものは読まない。本文にいても最初の数行しか力を入れて読まない。」このような人もいます。

では、どのようにすれば、上司に読み飛ばされないですむのでしょう?

基本は、「依頼事項は最初の5行目ぐらいまでに納期も含めて書く」ことが肝心のようです。

また、大量のメールから、いかに自分のメールを早く読んでもらうかも工夫しないと、後回しにされてしまいます。

こちらについては、件名に固有名詞を入れる方法が既に一般的となっています。

その他、件名の工夫に関しては【重要】のように、【】などの記号使うのも、上司の目に留まり易い工夫の一つです。

例えば、

【ご依頼】山田商事様の資料、8月20日までにお願いします。
【ご報告】山田商事様入金の件、午前中に入りました。

などです。

このように、重要なことを記号等で目立たせ、件名に言いたいことを入れてしまうと効果が絶大です。

社外向けには、形式を配慮することが大切ですが、上司向けのメールなら実験も許されるので、あらゆる「目立たせ術」をトライアルすることもいいかもしれませんね。

それが、コミュニケーション力の感性を磨くことにつながると思います。

「件名には固有名詞を、記号は意図を持って利用する。」

「依頼など重要事項は、5行目までに記載し、読み飛ばしを防ぐ。」