「良い会社」にするためには、どのようにしたらいいのだろう?
このことを考えてもう何年も経ちます。
もちろん、企業を動かすのは「人」ですから、人が基軸となるこは間違いありません。
では、どのような「人」が多い企業が良い企業なのだろう?
刻一刻と目を見張るスピートで変化を続ける市場の波を、乗り越えて行くために必要な「人」とは、『変化』と『成長』に挑むことができる人です。
ここまでは、何度も「良い会社」について思考する中で出てくる答えです。
ここから先、「では、どうしたら『変化』と『成長』に挑む社員を増やすことができるか?」というところの壁にぶち当たります。
今までの私の考えは、「やさしさ」というか、「働きやすさ」、「社員の生活の安定」を第一に考えていました。
しかし、これはあくまでも平常時で未来に向けても裏付けのある安定の上に成り立つもので、企業経営の道程には、苦難もあれば試練もあります。
「やさしい」だけでは、それに甘えるといった、本来の思いとかけ離れた解釈をする社員も出てきます。
「やさしさ」ではなく、社員を大切に思う「親切さ」の方が表現として適切かと思います。
そういったことを考えれば、もっと「厳しさ」、「強さ」とか「積極果敢」のようなダイナミックさも必要だと考えるようになりました。
更にここ最近、「良い会社」に関する勉強で、他社の人事制度、報奨制度といった「社内制度」について調べていたら、様々なユニークな制度があることが分かりました。
やはり、社内にギスギスした雰囲気が漂う企業には勢いはありません。
「ユニークさ」、「楽しさ」は必要です。
このように考えると、人が基軸となった「良い会社」とは...
『強さ』
『親切さ』
『ユニークさ』
この三つのカギを持ち合わせた企業だということになります。
『強さ』・・・・・・・高い成長力と収益性、挑戦力と交渉力
『親切さ』・・・・・社会性、地域性、家族性を配慮したCSRの実現
『ユニークさ』・・おもしろ感、ワクワク感、自己成長実感
この三つ以外にもたくさんのキーワードがあるかとは思いますが、先ずは一つ一つ実現に向けて丁寧に進めたいと思います。