2012年8月29日水曜日

世論調査

内閣府がおこなった、「国民生活に関する世論調査」の結果発表が先日ありました。

毎年おこなわれているこの調査は、全国の20歳以上の男女1万人を対象に実施したもので、回収率は63.5%。

結果はというと

「物の豊かさ」と「心の豊かさ」のどちらを重視するか?

「心の豊かさ」が64.0%に上がり、過去最高となった。

20歳代から70歳代のすべての年代で、「心の豊かさ」が「物の豊かさ」を上回り、年代を問わず「心の豊かさ」を重視する傾向が見られました。

また、「心の豊かさ」について「充実感」を感じる時は、「家族だんらん」が51.3%で過去最高。

「今後の生活の力点」についての質問には、「レジャーや余暇」と答えた人が37.7%と最多でした。

内閣府のコメントによると、「東日本大震災後、家族や友人とのつながりや時間を大切にする傾向が強まっている。」とありますが、この傾向は益々強まるように感じます。

一方、「日常生活で悩みや不安を感じる人」は69.1%にも上がり、その原因は「老後の生活設計」が55.3%で10年連続1位という結果でした。

このような数字を見ても、現状の仮題や先送りできない課題が見えるようです。

問題は、その解決を具体的にどうするかというこでしょうね。