昨今の管理職は、「最近の部下は、主語の無い話し方をする者が多い」といいます。
例えば...
「〜と思われます。」
「〜のようです。」
「〜すべきです。」
「〜と思われます。」は、自分が思っているという事実をぼかした表現です。
「上司は、自分の存在を消し、発言の責任回避をしようとしている」と感じます。
「〜のようです。」を使えば、上司は「明確な根拠なしに憶測のもを言い、事実に色付けしている」ととります。
「〜すべきです。」を多用する部下には、「論理的な説明を省略し、一般的な常識のように言うことで自分の考えを押し付けている」と嫌悪感を持ちます。
そして、次に多いのが、「かと思います。」
「だと思います。」を「か」を使って押しつけ感を減らそうという配慮だと取ると好意的になりますが、表現としては自分の意見をぼかすものです。
このような、自分の意見をぼかす表現が、老若男女を問わず日本におけるビジネスパーソンに広がっているため、海外企業との交渉や外交交渉でも負けているのは当然という見方もあります。
では、どのような話し方が効果的な話し方なのでしょう?
「〜と思われます。」
「〜のようです。」
「〜すべきです。」
の前に「私は」付けるのです。
「私は〜と思います。」
「私は〜と見ています。」
のように、話しの始めに「私は」を付けると印象が強くなり、話しが明確でポジティブな評価を得られます。
「自分を主語にして話す」ことによって、ビジネスパーソンとして差別化を図れるのです。
そうです。
「Iam...」です。
「Iam...」です。
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